マイクロサービス

お役立ち情報

フリーエンジニア考察

今回のお題『マイクロサービス』

「マイクロサービス」とは、ソフトウェアの開発手法の1つです。アプリケーションを作成する際に、大きな一枚岩ではなく、１つ１つの小さなサービスを組み合わせ１つのアプリケーションを開発するスタイルです。世界でサービスを展開している大規模なサービスに採用されていることから、2014年頃から注目を集めています。

マイクロサービス

マイクロサービスを採用するメリット

・変更が容易にできる
大きな１つのアプリケーションとして開発したものに比べると、修正が必要になった場合にも、独立した小さなサービス内で修正や変更ができるので、比較的容易に行うことができます。

・プログラミング言語、ツールが１つに縛られない
１つ１つが別のサービスになっているので、それぞれの開発チームが異なる言語、異なるツールで開発することも可能です。
大規模で複雑なアプリケーションはもちろん、サービスの変化が早い現代ではマイクロサービスを取り入れることは顧客のニーズを反映するために有効なため、ますます普及していくことも予測されています。

ただ、マイクロサービスを取り入れるには複雑な設計と処理に対する知識や技術が必要になってきます。全体の整合性をとりながら、１つ１つのシステムを設計しなければなりません。また、インターフェイスの変更があった際には、全てのシステムを同様に変更する必要もでてきます。各システム間での通信も頻繁に発生するため、通信量や運用管理に負荷がかかるという課題も存在します。将来の展望や予算を考慮したうえで採用していきましょう。

一覧へ戻る