MaaS

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フリーエンジニア考察

今回のお題『MaaS』

Mobility as a Serviceの略。「マース」と読みます。
その名の通り、サービスとしての移動、様々な交通手段を統括して便利に使えるようにするシステム・サービスのことです。

MaaSとは

電車や飛行機、バス、タクシーなど、複数の交通手段を、運営企業関係なく、1つのサービスに統合して、移動を完結させるサービスのことをMaaSといいます。

例えば、東京都内にある自宅から大阪の宿泊先ホテルまで移動する場合、移動経路は以下のようになるとします。
自宅からバスで最寄駅へ移動
↓
電車で新幹線の乗り換え駅へ移動
↓
新幹線で新大阪駅へ移動
↓
新大阪駅からタクシーでホテルに移動

この場合、新幹線を予約し、新幹線の時間に間に合うように電車の時間を検索、その電車に間に合うようにバスの時間を検索、
また、到着時間を計算してタクシーの予約を行い、支払いは都度行うこととなります。
これがMaaSを利用すると、検索や予約、支払いが一括で行えるようになり、ただ経路案内に沿って移動するだけで良いのです。
MaaSにより移動の概念が大きく変わると言われています。

世界的にも注目されているサービスで、2017年にフィンランド・ヘルシンキで世界初のMaaSとなる「Whim」が実用化されました。
アメリカ・ロサンゼルスやドイツ、台湾でも実用化が始まっており、今後、自動運転技術の進化でさらに可能性は広がると言われています。
日本でも注目すべき、新たなサービスです。

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