SAP/ABAPの動向
SAP/ABAPのこれから
ERP導入拡大と正比例しているSAP
とりわけ大手企業において増加傾向にあるERPの導入に呼応して、その技術保有者についてもニーズは高水準をキープ。技術の概要と、これからの動向についてご紹介します。
ABAPとは
Advanced Business Application Programmingの略。アバップと読みます。
大手ソフトウェアベンダーのSAP社が提供しているシステムで用いられるERP(統合基幹業務パッケージ)ソフトウェアSAP R/3の開発専用のプログラミング言語です。主に、基幹系のロジックを記述するバックエンドのプログラムに使用します。
SAPモジュールについて
SAPは、業務領域ごとにシステムの機能群が分類されています。この機能群のことを「モジュール」と呼びます。
これらのモジュールが互いに連携して、情報一元化による業務効率化を実現していきます。
主なモジュールは以下の通りです。
・FI(財務会計)
・CO(管理会計)
・SD(販売管理)
・MM(在庫購買管理)
・LE(物流管理)
・PP(生産管理)
・QM(品質管理)
・HR(人事管理)
etc...
SAP/ABAP技術の資格認定について
ABAP 技術の認定試験として、「SAPⓇERP認定コンサルタント」があります。
SAP社のERPパッケージ製品SAPⓇERPの導入支援コンサルタントとして認定する資格で、SAPシステムの導入プロジェクトメンバーとして活動するために必要な知識やノウハウを持っていることの証明となります。難易度は非常に高く、取得者は即戦力として評価される可能性が大いにあります。
ABAP技術者の現状と今後について
近年、ERP導入企業は増加の一途をたどっており、大手においては5割超の企業で導入されているという調査結果もあります。また導入済み企業においても、追加投資により利用範囲の拡大を検討している割合が高いようです。それに伴い、SAP/ABAP 技術者へのニーズは常に高い水準を保っています。
また、上流から担当する場合は、各モジュール(各分野)に対する業務知識が必要となる場合となります。
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