HTML / CSSの動向
HTML/CSS技術者の今後
ウェブ制作の基幹技術
長らくウェブ制作の最前線を担ってきたHTML/CSS技術者(マークアップエンジニア)にとって、過渡期ともいえる現状と、今だから必要とされるスキルとその先の将来性についてご紹介します。
HTML/CSSとは
HTMLは、HyperTextMarkup Languageの略。Webページを記述するためのマークアップ言語で、C言語のようなプログラミングとは異なり、文書の論理構造や表示の仕方などを文章の中に記述することができます。
ウェブの基幹的役割を持つ技術のひとつで、HTMLでマークアップされたドキュメントは他のドキュメントへのハイパーリンクを設定できるハイパーテキストであり、画像、リスト、表など高度な表現力を持ちます。
CSSは、Cascading Style Sheetsの略。Webページのスタイルを指定するための言語で、HTMLやXHTMLと組み合わせて使用します。HTMLがHTMLがWebページ内の各要素の意味や情報構造を定義するのに対して、CSSはそれらをどのように装飾するかというスタイルを指定するものです。現在ではスタイルシート=CSSという定義が一般的です。
HTML/CSS技術の今後の展望
HTML5がW3Cの勧告となったことにより、ウェブ標準のみで高機能なウェブアプリケーションを構築したり、ウェブページに動画や音声データを簡単に扱うことができるようになります。また、CSS3を併せて使えば、JavaScriptを使わずとも描画表現が広がります。
その世界的な普及の流れに伴い、マルチデバイスで利用するサービスの需要が更に高まると予想されています。
HTML/CSS技術者の現状と今後について
近い将来、ウェブのベース言語がHTML5へと置き換わり、ブラウザ用のプラグインを必要としない時代がくると、マークアップエンジニアにはよりプログラマー的要素が求められることになります。かつてのように紙媒体から移植したようなウェブサイトを作ればよいという時代は終わり、ユーザーにいかに有益な情報を与え、よい体験を提供できるかという本質が問われる現代です。そのため、新しい技術・知識に興味と積極性を持てる人材が、ますます求められることになるでしょう。
エンジニアルームについて
-
Engineer Room
フリーエンジニアの案件探しは
お任せください! - ただ案件を紹介するだけではなく、専任のエージェントが就業まで完全サポートいたします。フリーエンジニアの皆様にとって必要な情報、知識などを的確且つ迅速にご提供いたします。