
フリーエンジニア 働き方の手引き
求められる人材像(2)
求められるフリーエンジニアの人材要件
エンジニアルームでは20年間フリーエンジニアの方々に案件をご紹介して参りました。その中で企業が求める人材は、昔と今とを比べると、変化してきております。技術や経験だけでなく、ヒューマンスキルと呼ばれるスキルを求める企業を多く目にします。ここでは、今募集されている案件の傾向を解説します。
欠かすことができないチカラはコミュニケーション力
企業は、基本的にコミュニケーションがしっかり取れる人材を求めています。
現在の市場では、スキルはJAVAのニーズが高く、募集案件の数でも、扱う機会もメインとなるスキルです。
ただ、スキルの高度な完成度や豊富な経験が仮になかったとしても、「素養」があれば多少の経験不足は補える現状です。
ここでいう「素養」とは、技術的なセンスだけではなく、よりヒューマンスキルに近い領域です。特に、コミュニケーション力は今や「採用時に検討材料に入れない」という企業がほとんど存在しないほど、重視されています。
よく誤解されがちですが、コミュニケーション力とは「よく話す」ことではありません。また、「上手に話す」ことでもありません。
さらには、「人と話すことが好き」であったり、「人の話を聞くことが好き」といった感情とは何ら関係のない能力ですし、「明るい」「暗い」などの話し方のことでもありません。
コミュニケーション力とは、意思の疎通ができるチカラのことを指します。相手の話の内容が何かを理解して、それに対する自分の考えや意見、もしくはその内容に関係する事実(ファクト)を伝えることです。
非常に論理的な話であり、もっとも重要なことは相手の話の内容を把握する理解力です。
この点から考えると、私たちエンジニアにとって非常に有利な領域です。エンジニアが得意とする「仕様を理解する」ということと、コミュニケーションにおける「相手の話を理解する」はかなり似かよったチカラだと言えるからです。
「人と会話する」という感情のやりとり・言葉のやりとりだと思わずに、「考え」という仕様のやりとりだと捉えることができれば、コミュニケーション力はわたしたちの非常に大きな強み、ツールになりえます。
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